太陽光でうごくガジェットは数あれど、
なんと室内光で駆動できるマウスが誕生したと聞き、購入してみましたので使い勝手などお伝えします。
こちらの商品はビフレステックという会社が製造・販売しています。
レビューの内容
・開封レビュー
・室内光で駆動する光発電パネル
・マウスとしての使い勝手
・実際に電池はどれくらい持つのか
開封レビュー
製品パッケージはこんな感じ。
見た目は地味な印象なのに強烈な個性を秘めている、そんな感じでしょうか。
パッケージ裏面には
発電:個体型色素増感太陽電池
蓄電:リチウムイオンキャパシタ
の2つの特色をアピールしていますね。
ん?どうしてUSBケーブルが付属しているのだろう・・・?
と思いましたがこの時はまだわかりませんでした。
早速開封したところ内容物はこちら。
本体は黒で統一されていて落ち着いた印象です。発電パネルだけが赤いですね。
USBケーブルはtype-C/type-Aです。
ケーブルは編まれている素材で耐久性がありそう。
そしてなぜかtype-C側がマグネットで外れる仕様になってました。
ちょっと意外です。最初はここにコストをかけている意味がよく分かりませんでしたが、後々気づくことになります。
本体をひっくり返すとこんな感じ。
on/offスイッチとレシーバーを格納する場所があります。
ここで初めて気づいたのですが
本体をパタンと2つ折りに畳むことができます。
畳むとこんな感じです。
思っていたより非常にコンパクトになるマウスのようです。
畳んだときに「パチン」と小気味よい音が鳴って気持ちいいです。
サイズ感をお伝えするためにiPhoneXsと並べてみました。いかがでしょうか。
手で握ってみるとこんな感じです。
私の手は成人男性ではまあ普通サイズだと思います。
御覧のとおり、手ですっぽり隠せるくらいですが小さすぎることもなく、ちょうどよいサイズ感でした。
室内光で駆動する光発電パネル
このマウスのウリはこれ。マウスって基本屋内で使うものじゃないですか。
屋内で電力を消耗するデバイスが自家発電で動くって単純に凄いことだと。
こういった製品がもっと色々と出てくると良いですね〜。
もし技術的な詳しい事を知りたい場合はこちらを参照してみてくださいね。
https://industry.ricoh.com/dye-sensitized-solar-cell/mouse
マウスとしての使い勝手
ここ三週間くらい使ってみた感想から。
blenderやFusion360などのマウスを酷使するようなソフトでも試していますが特に違和感はなく使い勝手は上々です。
ただ問題はそういったマウス操作がメインとなっている点。
どういう問題かと言いますと、マウスを握りっぱなしということは光発電パネルが隠れっぱなしになっていまうのです。
つまり室内光の充電が行われずに内部の充電を使い果たしてしまう可能性があるということです。
また、内部電池を節約するためなのでしょうか、30秒程度放置するとスリープ状態となるみたいですがクリックで即復帰します。
慣れてくるとマウスを持った時に空クリックをする習慣が付いてきました。
このあたりは節電のため致し方ないでしょうね。
実際に電池はどれくらい持つのか
正直なところ、使うソフトの種類によって大きく評価が分かれるところかなと思います。
ポイントは前述のように「マウスを握る頻度」になります。
メールやブログなど文字打ちメインの作業でしたら全く問題ありません。
暗がりで作業しない限りは十分充電してくれるようです。
ところがCADやグラフィック系、画像処理などマウス操作がメインの作業を続けていると、たまに充電切れを起こしてしまいます。
じゃあ全然ダメなのかというとそんなこともありません。
なんとUSB経由による充電は90秒でOKなんです!
前述のとおり付属のUSB Type-Cケーブルはマグネット式で付け外しがしやすくなっています。
これだと充電のたびにケーブルを抜き差しすることなくパチっと接続でき、充電切れを起こした場合に即座に充電を開始できるようになっています。
前述したコストを掛けているのはこの使い勝手だったんだな、と理解しました。
しかもたったの90秒で充電できますから、トイレ休憩やコーヒーブレイクなんかで余裕でチャージできちゃいますね。
まとめ
・最新技術を使った自家発電マウスで自慢できる!
・マウスとしての使い勝手は上々、個人的には平均以上のレベル
・常用ソフトの種類によってはマメに充電を意識する必要がある(でも超短時間&簡単)
以上、トータルの使い勝手を考えて作られているなという印象のマウスのレビューでした。
まだまだ使い続けていきたいです。
最後までお読みいただきありがとうございます。